ストーリー
僕の名前は花城日向。
沖縄を離れ、東京で暮らす大学3年生。
卒業を控え、進むべき道に悩んでいた。
父との約束通り、家業の農業を継ぐのか。
それとも、新たに見つけた夢であるカメラの道に進むのか—。
答えを見つけるため、実家に帰ろうと決めた矢先、僕のもとに一通の不思議な手紙が届いた。
差出人不明のその手紙には、ただ一言。
「あなたにしか解けないナゾがあります。沖縄で待っています。」
不気味さと同時に、なぜか懐かしさを感じた。
手紙の意味を確かめるように帰省した僕を待っていたのは、
もう一通の謎めいたメモ。
そして、それを読み進めるたびに蘇る、忘れかけていた記憶。
これは、僕と父の物語。
そして、誰かが残した、もうひとつの物語。
すべての謎を解いた先に、僕は何を見るのか—。

